引き返せばいつでも戻れると思っていた
甘い香りに心は惹かれるがままに
夢焦がれて 歪んだ現実に溺れ
絡めた指 静かに時間を紡ぐ
目を閉じて呼吸を感じて境界線を越えていく
今のこの時が永久に続くなら
望むものはもう何もない
寂しさを奪って安らぎをくれるあなたに
この胸に宿った熱の理由を教えて欲しい
手をのばして震える指で触れてみる
その刺激は激しく理性を壊す
抱き寄せてそっと囁いて境界線が消えていく
例え光なき世界だとしても
この夢はどうか覚めないで
優しい嘘をついて幸せをくれるあなたに
この夜に刻まれた運命を導いてほしい
さよならは言わないで 心があなたを失うまで
夜明けの訪れが淡い幻を切り裂いていくから
目を閉じて呼吸を感じて境界線上で溶け合う
例え罪深き世界だとしても
この夢はどうか覚めないで
物憂げな眼差しで温もりをくれるあなたと
この夜に刻まれた運命に呑まれていきたい
さよならは言わないで 心があなたを失うまで
夜明けの訪れが儚い夢の終幕を告げる
「最後の約束はこのキスのあとに…。」
Lyrics / Daisuke
Music / Daisuke
Arrangement / the CROSS
楽曲解説