黒い影が降りて 傀儡の鳩は企む ハリボテの平和に 薄く透けるのは 暗い謀
仮初の楽園 見せ掛けの桃源郷は 鈍く光る罠を 甘い仮面で 隠して嘯く
あぁ 猛毒を持つ甘美な戯言
DUMB PUPPET FALL!
崩れていく 日常の先に見えてる物は
儚く砂となって 零れ落ち 消えるだけの塊？
嘘も罪も罰も 腸の中で溶かして 不自然に綺麗な 言の葉を今日も 派手に撒き散らす
あぁ 弛緩した魂こそ標的
DUMB PUPPET FALL!
腐りだした 自分の手足を齧る者は
至福の幻さえ 悪夢だと 知らず見続けている
DUMB PUPPET FALL!
崩れていく 世界で佇んだ旅人の
揺らいでる 枠の中で生きている人の
歪な節穴から 銀の糸がぽとりと零れて
彼方で死に掛けている 消えかけの日々に焦がれ叫んだ